何かヒトツだけ残せるのならそれはせめて今でありたいと
思うそばからもう忘れかけてく 寄せた波も踵を返して
触れた 触れた 触れた気がしたのにな
すり抜けてく魔法にかけられてしまったのかな
曖昧な水平線
スケッチブック一面に描き始めたストーリー
空の青も海の青も思う色にはならないな
それでもそこで笑うから きみがずっと笑うから
空を越えて 海を越えて いつの日かまた続きを描こう
待ち合わせしては笑い合ったり 手を振りながら胸を痛めたり
特別な日々の匂いがふっと潮風に乗り辺りを包むよ
跳ねた 跳ねた 跳ねた水の飛沫が
映り込んだ世界を閉じ込めて海へ返すから
透明な境界線
スケッチブック一面に描き始めたストーリー
いつも通り思うままに好きな色だけ選んだら
歪な丸は優しくて歪んだ線は愛しくて
夜を越えて 時を越えて いつの日かまた
消えた 消えた 消えた気がしただけさ
目を閉じればまぶたの裏側にあるよ
今でもココに いつもの景色の中に
スケッチブック一面に描き続けたストーリー
空の青も海の青も時が経つほどキレイだな
いつでもそこで笑うから きみとずっと笑うから
空を越えて 海を越えて いつまでもほら続いてゆくよ
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