信じていた
見つかると信じていた
理由なき自信は
僕の心を支配して押した
未熟の証明だと言われても
大人になればわかると言われても
多分僕は恋をしているんだろうな
瞼を閉じればそこにあるのは
試すような儚いような目だった
そうだ あの意味を
あの不安げな視線の理由を
僕はまだわからないでいた
夢か現実か過去か未来か運命か行方不明
キミの欠片を拾い集める この世界で
ささやかな存在証明が欲しかった
求め続けたんだ
どこにだっていないのは どこにだっていないのは
どこにだっていないよ
キミとのことは夢かもしれないな
「全て妄想さ」ネガティブな方の僕が
気付かないくらい少しづつ
首を締めて嘲笑ってる
いつだって いつまでだって
見守ってるなんて
キミは本当に嘘が上手くないな
ねぇ 僕らはさ 良く似てたよな
今はそれほど似ていないのかもしれないな
夢か現実か過去か未来か運命も所在不明
キミの欠片をつなぎ求める この世界で
鮮やかな表現方法を手探った
泥にまみれたんだ
無我夢中だったんだ
キミとのことが夢だったとしても
夢だったとしても
もう一度目を閉じて
夢の中へ キミに会いに行く
何度でも 何度でも
何度でも キミに会いに行く
もう一度 夢の中へ
今日はどうやらここまでのようだ
肝心なときにあの言葉が出ないのは
練習不足だったよ 次は言うよ
だから笑って
夢が現実が過去が未来が 僕らに突き刺さる
心と身体を倒さないように支え合ったんだ
鼓動が 吐息が 重なりあって
切なさに包まれ
振り絞ったようなその微笑に
見とれていたんだ
目覚めるな
目覚めるな
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