付箋だらけにしたノート睨むあの子や
出かけるといえば市民プールなあいつら
汗と砂にまみれボールを追う彼らや
冷凍食品の試食配ってバイト代貯めてる彼女
お見舞いに持って行った花を生けるあの子や
自転車族と化して旅ごっこするあいつら
声が潰れたって応援する彼らや
何度も書いては消してメール書き上げた彼女
今日は年に一度花火大会だ
夏の匂いに包まれて
When you see
あの時僕らは瞬きもせずに
眩しさの中に居たんだ
321で闇が光に染まった
それは夏が見せる魔法のようで
ずっとずっと
忘れたくない一瞬のこと
夕立に濡れてむしろ笑うあの子や
泣きまくった道程で黄昏てるあいつら
絶望的9回裏その時彼らは
水色の浴衣で大人っぽくなった彼女
今日は町をあげて夏祭りだ
胸の鼓動が高鳴るよ
When you see
あの時僕らは瞬きもせずに
眩しさの中に居たんだ
321で闇が光に染まった
それは夏が見せる魔法のようで
きっときっと
忘れられない一瞬のこと
今夜楽しみだね打ち上げ花火
今年は特別みたいよ
近くで見ようよ
光が咲いては消えるその瞬間を
感じたいから
When you see
あの時僕らは瞬きもせずに
眩しさの中に居たんだ
この夏僕らが見つめた光が
いつかの僕らに届きますように
風を纏いながら駆け抜けた午後も
空を見上げながら歌った歌を
ずっとずっと
忘れたくない一瞬のこと
きっときっときっと
忘れられない一瞬のこと
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