夢の欠片で埋めたこの部屋で 俺は独り
訳知り顔で見てる 枯れた仙人掌(サボテン)がむかつく
汚れた窓から注ぐ蒼い日射し浴びて
持ち主のいなくなった 櫛は藍色で
肌這う電流求め 夜の都市に繰り出した
Rayの雨浴び愉しそうな 女と踊ったんだ
成り行きの接吻(くちづけ)にも 慣れた四半世紀
それでも鳥肌立つよ 君じゃなきゃ駄目なんだ
その眼の中で僕はどんな表情していたろう? わからない
花のようにさよなら 涙しか溢れない 嗚呼
その眼の中で僕はきっと生きていたから 堪らない
鳥のようにさよなら 笑顔は忘れたよ 忘れたよ
黒い髪を靡かせて すれ違った薫る風
黒い海の瞳に 一瞬で奪われた九割
この部屋を出ていく君もとても綺麗だった
別離(わかれ)の瞬間に気付く 愛おしい背中に
君の眼の眼の眼の眼の眼の眼の眼の眼の中
雨の雨の雨の雨の雨の雨の雨の雨の心の中
この部屋を出ていく俺は独り思い出した
一番見たくなかった 君の哀しい表情 ををををををを
その眼の中で僕はどんな表情していたろう? わからない
花のようにさよなら 涙しか溢れない 嗚呼
その眼の中で僕はきっと生きていたから 堪らない
鳥のようにさよなら 笑顔は忘れたよ 忘れたよ
その眼の中で僕はどんな表情していたろう? わからない
花のようにさよなら 涙しか溢れない 嗚呼
その眼の中で僕はきっと生きていたから 堪らない
鳥のようにさよなら 笑顔なんて忘れたよ 忘れたよ 忘れたよ
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