僕を連れてって
浸み込んでしまう前に
見えないまま掴みたいとか
どうせ叶わないからさ
あぁ 手はずっと濡れていて
いつか落としてしまうこと
まだ気付いてなかった
♪
細かい雨が目に浸みるのも
湿った息が喉に詰まるのも
容にならないものを背負った僕は
案外楽だったのかもしんないな
声になれなかった分だけ
目の前で邪魔している霧雨に
傘を翳して逃げ惑いたいよ
僕を連れてって
浸み込んでしまう前に
見えないままやられちゃうとか
どうにも出来ないからさ
離せない手はずっと濡れていて
いつか落としてしまうこと
まだ気付いてなかった
♪
浸るいつかの悴んだ手も
食わず嫌いの飴玉も
窓越しの惨状も見てないことにしたまま
どうかどっか遠いとこへ
枯れた花が咲くとこへ
わからないままそうやって
置いていく心の音
冷たい雨が目に浸みるのも
湿った息が頬にぶつかるのも
全部 全部 わからないままの僕は
心のひびを満たしていくんだ
♪
水溜まりができないうちに
傘を翳して世界を暈そうよ
僕を連れてって
浸み込んでしまう前に
見えないまま掴みたいとか
どうせ叶わないからさ
あぁ 手はずっと濡れていて
いつか落としてしまうこと
ずっと気付けなかった
僕を連れてって
浸み込んでしまう前に
見えないままやられちゃうとか
どうにも出来ないからさ
離せない手はずっと濡れていて
いつか失くしてしまうこと
今 気付きたかった
♪
細かい雨が目に浸みるのも
湿った息が喉に詰まるのも
全部 全部 わからないままの僕が
心のひびを任せきった所為だ
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