体の重さを感じない夜は 君の居場所を忘れてる所為
枕の奥に隠したくなるのは 今にも千切れそうなか細い手
裁ち鋏を引っ張り出してただ眺めては道具箱に仕舞う
太陽を見れば目が潰れるように 眩しくなればくしゃみが出る
我が身を護れと体が言うのです だけども寒さには耐え難く
貴方を見ると同じように とまでは浪漫や運命を
私は信じているわけもないのですが
最低なことばっかりですが この世を儚めやしないから
再会を喜べる束の間をどうか君と楽しんで
改札機が立ち塞がる日にはドーナッツでも買おうかしら
どうしても涙が出る日には貴方に無理言って会おうかしら
理由なんて別になんでも良くて
膏薬のようにどこへでもくっつけて
また明日を満たしてみる意味を探してみたいのです
ちょとのことで崩れてしまう児戯のそれと同じ砂山さ
だからどうか固めようと水をかけている
花も咲かないのに
♪
最低なことばっかりですがこの世を儚めやしないから
再会を喜べる束の間をどうか君と楽しんで
酩酊の心地好さに飢えたら
この世をいつしか憎めるでしょう
だから再会を喜べる束の間をどうか 君は楽しんで
♪
唐紅に水くくらないし 網戸から木漏れぶ光さえ
この手には溢れる代物ですが どうか どうか
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