気が付けば 子供ではなくなっていて
大人ほど 狡くなれずに 漂っている
♪
「嘘だとか 誰かを裏切る言葉は
いつの日か その身に還ると 思いなさい」 等
躾られたことの端に 違和感が滲む
世間に舞う声に 嘘を見つけたら
どうしてなの? 大人の言うことばかり 聞いてたら
不幸せになっていく心地が 続くんだ
そうであれば この白線を越えてしまいたい
私の未来を 攫うはずの列車が 遠くへ行く
♪
「ばれなければ皆幸せになれるでしょう?」
「いじめれば私はいじめられないでしょう?」
「衝いて出る悪口は止められないでしょう?」
「それはそう・・・・・・世の中はそういうもんでしょう?」 等
気づけば尚 醜い感情 心に染み込んで
躾けられたことも 思い出せなくて
どうしてなの? 大人のすることばかり 真似たら
不幸せな末路へ向かう 予感がするの
そうであれば 誰を倣って生きてゆけば良い?
それでも白線を 越えられず今も 目を伏せたの
♪
きっとこんな風に大人だって世の中に
首を傾げたまま大きくなったんだろう
だから 傾いた視界に映る私達のことを
"間違い"だなんて叱るんだ
どうしてなの? 大人の言うことばかり 聞いてたら
不幸せになっていく心地が 続くんだ
そうであれば この白線を越えてみたいの
私の心を 変えることが出来るのは
次に来る列車の 行き先でもなく
私次第
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