いつのまにか当たり前の顔をして 新宿の町を歩いてる
初めて来たのは雪の日の夜 もうずいぶん昔の話
スクランブル交差点を渡る時 どれだけの人とすれ違う?
たくさんの人がいるけれど 誰も目を合わせてはくれない
抱きしめてみても 抱きしめてみても 抱きしめてみても 一人ぼっち
歩いてみても 歩いてみても どこにもたどり着かないで
東京 東京 東京の朝 冷たい風が吹き抜ける
夢が咳をひとつして 空へ消えてゆく
何でも出来そうな気がしてた 何一つ出来ない気もしてた
古着で買った真赤なジャンパーは もうとっくに失くしてしまった
特急列車のように季節はいつも 大切なものを飛ばして進んでく
どれだけの人と出会ったんだろう? どれだけの人と別れたんだろう?
かみしめてみても かみしめてみても かみしめてみても 逃げてく
帰りたくても 帰りたくても いつまでも帰れないままで
東京 東京 東京の朝 冷たい風が吹き抜ける
夢が咳をひとつして 空へ消えてゆく
声を出しても 声を出しても 声を出しても 響かず
燃やそうとしても 燃やそうとしても 涙に濡れて しおれてく
東京 東京 東京の朝 冷たい風が吹き抜ける
夢が咳をひとつして 空へ消えてゆく
東京 東京 東京の朝 冷たい風が吹き抜ける
夢が咳をひとつして 空へ消えてゆく 空へ消えてゆく
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