ねぇどうしてあなたは何もかも奪って消えるの?
離れてしまった愚かなこの右手憎んだ
帰る場所も無くして
最後に交わした意味も無い何気ない会話振り返る
戻らない時なぜあんなに輝いて見えるの?
誰も気にも止めずに通り過ぎてく
言葉無く立ち止まる哀れな僕を邪魔にして
止まったままの針が何度でも悪夢を与える
冷たいはずの雨が今はとても温くて
夢なら早く呼び戻して
醜い定めね人はこんなにも弱くもろく流れて
投げ捨てられた人形のように簡単に
深く沈みゆく程強くなってく
錆びた臭いはまるで僕を覆い隠すように
めぐりめぐる季節が忘れてはいけない記憶を
奪い去って灰のように捨ててゆくけど
迎えに行くから どうか消えないで
遠くへ行こうとしている君に叫んでる
僕の声はまだ聞こえているのかな?
Let my voice reach you
同じ苦しみを 同じ寒さを
溢れすぎた心の重りを身体に絡み付け
ねぇどうしてあなたは何もかも奪って消えるの?
離れてしまった愚かなこの右手許せず
僕が僕でいられるように堕ちていこう
君のもとへその時はもう二度とその手を離さないよ
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