いっぱいつまづいて歌になった
デコボコな僕のストーリー
聞いた君がどうか笑ってますように
何度も通う道を
ワケもなく遠回り
見上げた暗い空に
なじんでく吐息
イヤフォンごしの歌詞は
まだ少し遠くって
胸の奥の小さな
キズに届かない
もう帰ろうかな
マフラーキツく結んだ
声が震えるのは
風のせいにした
いっぱい傷付いて声になった
涙が出ないならきっと
そんなもんだろって言いきかせた
あてもなく寄り道
やっと胸張って伝えるんだ
これが僕のヒストリー
目を見て話すように歌ってみるから
ブランコ揺らしながら
「あそこなら あったかいな」
ちゃんとわかってたけど
強がり続けた
まぶしすぎるメッセージ
口笛で吹きとばして
僕ならこのメロディで
なにを話すかな
散らかってた言葉に
音をみつけて
声で飾って飛ばそう
いっせーのせで空に
いっぱいつまづいて歌になった
まっすぐ進んでるようで
本当はいつだって不安なんだ
気付かず回り道
ずっと怖がって隠してた
大丈夫だって ひとり
まぶたの裏側に居場所見つけて
隠れたままのきっとキレイな星も
歩幅に合わせたリズム
ひとつひとつかぞえ
走れば 見えてくるかな
やっと 胸張って伝えるんだ
これが僕のヒストリー
ほんとはいつだって泣けちゃうんだ
まだ強くないんだ
いっぱいつまづいて歌になった
デコボコな僕のストーリー
聞いた君がどうか笑ってますように
君の歌もいつか歌えますように
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