逆向きの地下鉄に揺られて
きみが見えなくなる夜は
COOLになんて ふるまえない
12:00をきみなしで 閉じたくない
破けそうなフェンスに額あてて
捨てきれぬプライド守ってる
ルールになんて 縛られたくない
言葉より見つめ合う瞬間が欲しい
きみを抱きしめてたい
コンコースをぬけだすのさ
息もできないくらい
離さない 離さない
残高が少しある通帳と
新聞を手のひらで丸めた
ルーズでいいさ 責めちゃいけない
きみだけを ぼくだけが 求めている
泣きだしそうなきみの瞳がいい
言い出せず 戸惑う仕草がいい
だけどこんな夜 うやむやなまま
流されそうなきみがたまらないよ
きみを抱きしめてたい
肩幅も 情熱も
時代の速さの中で
きみだけを きみだけを
耳にかぶりそうな髪をふくらませ
風に吹かれて きみが駆けてくる
優しさ 厳しさ 試されない
感じる心 なくしたくない
きみを抱きしめてたい
コンコースをぬけだすのさ
息もできないくらい
離さない 離さない
きみを抱きしめてたい
肩幅も 情熱も
時代の速さの中で
きみだけを きみだけを
離さない 離さない
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