まばゆすぎる春の陽 寝ていたいのにかりだされ 昼どきの街をぷらぷら あくびして目をこすった 青葉の歩道で肩触れ ネコのようににらみ合う 会釈一つないまま 歩幅広げ立ち去る 弱虫なのに 強そうに見せて 疲れるだけと知っていながら なぜか力抜けない People will be people People will be people People will be people 私の愛す人々 街角の喫茶店 ゲームにお熱の2人連れ 話ひとつないまま カフェオレだけ減ってゆく 画面見て探すのは 見えない彼のつぶやき ゴミ出しで顔合わせ うわさ話に花咲く つながらないと 不安になって 一人で生きていきたいけれど だれかを求めてる People will be people People will be people People will be people 私の愛す人々 漏れてくる怒(が)鳴り声 空に頭下げ続けて 電話切れたの見届け 悪態ひとつ ついてみる 夜のガード下は乱闘場 白煙の中の赤ら顔 スーツよれて大笑い どの口にも泡がある 変わらぬ日々と 嘆いてみても 朝日を見たら いつもみたいに 頑張っていくんだ Good people そんなに善人じゃなくて Bad people そんなに悪人じゃなくて All people もたれあって生きてる それがこの世界 Good people 今のままでいて Sad people ほほ笑みをあげる All people 分かち合って生きてる それがこの世界 People will be people People will be people People will be people