オーロラ色、夢の往来を
夜に身を委ねていた
落っことした灰色の感傷は
まどろみの中に溶けてゆく
大きな憂いは過ぎ去って、快晴
想像を書き起こし、テイクオフ
キャンバスの完成形が呼んでる
背景にペンを走らせる
半分夢の中、重力を捨て
ふわふわと宙を漂っていたい
♪
空、グラデーション。街をプロジェクション
テラスは星と月とマンション
つぎ足しては、うすれる思い出、
くり返し読み返してゆく
あわただしい指、会話のハイウェイ
今日は降りて、下道で行こう
キャンバスの完成形が呼んでる
表情にペンを走らせる
どんどん夢の中、重しを取って
ゆらゆら水中を漂っていたい
天国はずっと行列だってさ
もう少しゆっくりしていこうよ
耳鳴りが、雄弁に
昨日のパーティーを語ってる
こんな日が続けばいい
いつかこの波が直線になるまで
♪
(なるまで)
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