並んで歩く歩道
気にかけなくなった歩幅
理由探しも必要ない繋いだ手と手
冷えた手どうしじゃ
温まるワケもないけど
感じれたんだ巡りゆく季節を
見覚えのない景色に
懐かしいとはしゃぐ横顔
蘇る記憶に居たのは誰
並んで歩く程
芽生える悪戯な出来心
声にならない犯行声明
君の思い出そっと盗んで
僕で上書き出来たらな
雪が降った帰り道も
喧嘩しちゃった記念日も
独りよがりな僕のプランは
未遂のまま為す術もなく
次の一手でも捻り出そうか
♪
企んでる事はきっと
見透かされてる様な気がした
繋いでた手 ギュッと握るから
何気ない仕草一つで
後ろめたくもなる思惑
過去に縛られてるのは誰
君じゃないな
日々を繋いでそっと結んで
僕で色付け出来たらな
季節外れの台風も
寝込んで聞いた鐘の音も
独りよがりな僕のプランで
記憶の多くを占拠して
溢れる未来も要求するんだ
♪
並んで歩く歩道
いつの日か思い出す時
僕だと良いな
君の記憶に居座る僕を
僕が上書き出来たらな
待ち望んだレイトショーも
レシートに書く置き手紙も
独りよがりな僕のプランは
少し時間が掛かりそうだ
完全犯罪にしなくちゃ
君の思い出そっと覗いて
僕で埋め尽くしていたいな
雪が降った帰り道も
何てことない一日も
独りよがりな僕のプランを
実行できる共犯者に
なれるのはそう 君だけだから
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