夏になる前にこの胸に散る花火を書いた
夜が来るから明後日の方ばかりを見てる
口に出してもう一回
八月某日を思い出して
僕には言い足りないことばかりだ
ギターを鳴らして二小節
この歌の歌詞は380字
ロックンロールを書いた
あの夏ばっか歌っていた
さよならだけじゃ足りない
君に茜差す日々の歌を
思い出すだけじゃ足りないのさ
花泳ぐ夏を待つ
君は言葉になる
♪
忘れないように あの夏に見た花火を書いた
想い出の僕ら 夜しか見えぬ幽霊みたいだ
何にも良いことないんだ
この世は僕には難解だった
君が教えなかったことばかりだ
ピアノを弾いてたホール
あのカフェももう無いんだ
僕らを貶す奴らを殺したい
君ならきっと笑ってくれる
このままじゃまだ足りない
僕ら花惑う風の中を
思い出す程に苦しいのさ
夏が来る夢を見る
心に穴が空く
♪
唄歌うだけじゃ足りない
君に茜差す日々の歌を
美しい夜が知りたいのだ
花惑う 夏を待つ 僕に差す月明かり
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