駅のプラットホーム 電車が近づく
運転席の窓がキラリ反射した
冬の重たい空気をかき分けて進むように
君と一緒に朝がやっ来たて
いつも同じ顔ぶれの乗客の中に 定位置の君を確認して
わざと少し離れ ため息ついた 僕はそれでもしあわせに思えた
だけど 目と目合っても リアクション 困ってしまう
ふいに胸がキュンとして
目を逸らすしかない
心を見透かされる
なんてぎこちないんだろう なんて不器用なんだろう
僕はドアにおでこをつけ
凄いスピードで過ぎる街を
ぼんやり眺めてた
なんてぎこちないんだろう 自分でも気づいているよ
そっと遠くから好きでいる
いつの日にか 卒業するまで
ぎこちない通学電車
♪
ある日君が定位置にいない日があって
僕は心配をしてしまった
真っ暗なトンネル 入ったようで
この世界から輝きが消えたよ
腕にギブスしている その姿 見た時に
居ても立ってもいられず
「どうしたんですか?」って
思わず 聞いたんだ
なんて大胆なんだろう なんて勇気あったんだろう
君はもちろん驚いてた
だけど自転車で転んだこと
教えてくれたよね
なんて大胆なんだろう 僕だって想定外だ
名前知らぬまま好きでいた
振り返ってドキドキして来る
大胆な通学電車
♪
なんてぎこちないんだろう なんて不器用なんだろう
僕はドアにおでこをつけ
凄いスピードで過ぎる街を
ぼんやり眺めてた
なんてぎこちないんだろう 自分でも気づいているよ
そっと遠くから好きでいる
いつの日にか 卒業するまで
ぎこちない 通学電車
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