アイマイでギリギリな
カンケイだって
名前がないだけの愛で
逢いたくなるようじゃ
しょうがないさ
心が酔い溶けて痛いよ
堕落の乾杯に我愛イ尓
甘い口づけに私
また踊らされてゆく
あなたが汚して、濡らして
傷をつけて
ダメにしてしまった私を
最後まで愛さなくてもかまわない
二人の動物がいるだけ
ただ求め合って、奪い合って
有耶無耶にして
虚しくなってしまうまで
何も知らないけだものみたいに
言葉を捨て
ただひとつになっていたいよ
♪
眠るあなたの背中をなぞった
この指で
あなたの心に触れたかったんだ
これ以上を求めれば壊れてしまうと
怯える私に居場所はどこにも無い
そんなのわかっているよ
虚ろな夜も 悲しみと眠った朝も
あなたの口づけのせいだよ
誤魔化しの為の
アルコールがまだ残って
この痛みも少しマシになってる
二人の終点と竜涎香
苦い思い出に私
まだ縋りついてる
説き伏せて、愛で満たして
従わせて
「手枷」という烙印で
あなたなしでもう息もできぬほど
二度と戻れないように
この痛みだって、いつか実って
華になるの
派手に生涯を乱舞 なんて
悪夢で魘されるほどには参ってるの
あなたのせいよ
♪
純情だった恋物語の正体は猿芝居で
♪
台本通り役を演じれば
哀しくなんてないよ
これも演技です
あなたが汚して、濡らして
傷をつけて
ダメにしてしまった私を
最後まで愛さなくてもかまわない
二人の動物がいるだけ
ただ求め合って、奪い合って
ただれてしまった
それは確かに愛だったんだ
歪んでしまっても、色を失っても
それにまだ縋ってる
私は、愛のけだものだよ
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