真白なキャンバスに私を見つけ
色を重ねて切り取り始める
混ぜ合わせる赤と黒の中に
誰にも見えぬ心を溶かして
醜い場所を見つめ続け
その想像(イメージ)をなぞりながら
端々に隠れた生身の
私の色が浮き上がる
見たくない物ばかり顕し続けて向かい合う
それだけで許されようとしたの
このままこの中に溶けていけばいいのに
報われない 消えやしない
あの日の私が頭の隅から今も離れない
♪
知らない間に飛び散る絵の具に
突き付けられた筆を見出だして
少しずつ切り取られる心に
気付いてまた顔を前に向ける
無限の言葉を目の前に
懺悔続ける文の人や
五線の海で溺れ生きる
音の人とも同じでしょう
煩悶と絶望の先に見つけた
私は踏み固められた所で
継ぎ接ぎで組み立てた色を主張している
自分にさえ解けえない解法(ルール)を楽しんで
いつしか私の方が描かれている
♪
見たくない物ばかり顕し続けて向かい合う
それだけで許されようとしたの
このままこの中に溶けていくのが分かる
報われない、 消えやしない、 私の身体は
見る人の心を吸い込んでは育つ
描くことで描き出された私だから
筆を折ることなど最期まで出来ず
赤に染まる、黒に染まる
私の心は自画像の中に、独り、消えていく
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