開け放した窓のようにそっと
出て行ってね 私は 気づかない振り
きっと 明日の今頃は
一人になる支度をしてるのでしょう
あぁ 溜息は白く白く移ろう
あぁ 合鍵だけ残して
引き止める為の言葉を探したわ雪のように
もう浮かんでは溶けて消えた冬の幻
欲張りになって 溶けて消えた二人雪のように
もう離れないもう離さない
あなたまぼろし
♪
「ちゃんと寄り添えていたかな」
支えなんて言葉は安っぽいけど
もうすぐ季節が変わる頃
思い出とか涙は終いたい
あぁ 溜息は白く白く揺れて
あぁ まばたきだけ残して
離れていかないで
冷たくなった手は雪のようで
もう愛せないもう愛さない
あなた以外は
雪の降る街で積もっていった思い出は溶けて
もう戻れないもう戻らない
あなたまぼろし
♪
あぁ 溜息は音も立てず消えて
あぁ 温もりだけ残して
あなたまぼろしね
寄り添いあった日は雪のように
もう触れない溶けて消えた冬の幻
悲しい別れに備えて私重ね着をします
もう忘れたいもう忘れない
あなたまぼろし
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