落書きの教科書と外ばかり見てる俺
超高層ビルの上の空 届かない夢を見てる
やり場のない 気持ちの扉破りたい
校舍の裏 煙草をふかして見つかれば逃け場もない
しゃがんでかたまり 背を向けながら
心のひとつも解りあえない 大人達を睨む
そして仲間達は今夜家出の計画をたてる
とにかくもう 学校や家には帰りたくない
自分の存在が何なのかさえ 解らず震えている
15の夜
盜んだバイクで走り出す 行く先も解らぬまま
暗い夜の帳りの中へ
誰にも縛られたくないて 逃け込んだこの夜に
自由になれた気がした 15の夜
♪
冷たい風 冷えた躰 人恋しくて
夢見てるあの娘の家の橫を サヨナラつぶやき走り抜ける
闇の中 ぽつんと光る 自動販売機
100円玉で買えるぬくもり 熱い缶コーヒー握りしめ
恋の結末も解らないけど
あの娘と俺は将来さえ ずっと夢に見てる
大人達は心を捨てろ捨てろと言うか 俺はいやなのさ
退屈な授業が俺達の全てならば
なんてちっぽけで なんて意味のない なんて無力な
15の夜
盜んだバイクで走り出す 行く先も解らぬまま
暗い夜の帳りの中へ
覚えたての煙草をふかし 星空を見つめながら
自由を求め続けた 15の夜
♪
盜んだバイクで走り出す 行く先も解らぬまま
暗い夜の帳りの中へ
誰にも縛られたくないて 逃け込んだこの夜に
自由になれた気がした 15の夜
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